【問題一部抜粋】「不適性検査スカウター」を実際に受けてみた感想【これはひどい】
【2020.11.02 更新しました!】
働き方改革スバリストブロガー、迅斗です。
前回のブログにて、「不適性検査スカウター」という新手の適性検査について紹介しました。その中には、過激な内容であったり、発達障害、精神障害の人をふるい落とすような内容であったり……差別的なイメージが先行しました。
今回は私が実際に「不適性検査スカウター」受けてみましたので、本記事で「不適性検査スカウター」の内容を紹介します。結論、問題が大問題です。
「不適性検査スカウター」の紹介記事です!
不適性検査スカウターには4種類の問題がある
不適性検査スカウターには能力テスト1つ、性格診断が3つあるということを前回書きました。具体的にはこの4種類となります。
- 能力検査(NR)
- 資質検査(SS)
- 精神分析(SB)
- 定着検査(TT)
企業が1人当たりに支払う値段は検査によって異なります。NRは0円、SSは800円、SB・TTはそれぞれ500円(いずれも税抜)となります。また、適性検査の代名詞と言えばSPIですが、こちらは1人当たり5500円と、比較しても企業側のコストは削減できると言えます。
私が今回受けたのは上2つのテストでした。余談ですが、不適正検査スカウターについては「嘘をついているかどうか」も他の試験よりも厳しいのもまた難しいところ。
次章で、不適性検査スカウターで出題される問題について紹介します。
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不適性検査スカウターの問題内容① 能力検査
能力検査NRですが、こちらはSPIの言語・非言語をを少しややこしくしたものです。とはいえ基本的にSPIの応用ですので、SPIの対策をしていれば十分対応可能。
しかし、「不適性検査スカウター」の能力検査では、空間把握の問題が数問出ることが唯一SPIと異なる点です。空間把握の問題は独自に勉強するか、他の問題の正答率を上げるために、適当に回答して飛ばすのも1つの手法と言えます。
不適性検査スカウターの問題内容② 資質検査
さて、問題の②の検査です。どんな問題が出てくるのか?ドキドキしながら、受けていました。最初はSPIの性格診断とあまり変わらない質問でしたが、途中から「あれ?」と思う質問が見られました。
さすがに全部は書けないですが、特に印象的だった問題を抜粋します。
- 蕁麻疹は出ないか
- 胃腸は弱くないか
- 壊したくなる衝動はないか
- 独り言は多いか
…これはひどい(笑)
特に1とか普通に差別やん、と憤りを覚えました。偶然にも「不適性検査スカウター」を使った企業様の面接対策を、転職エージェントの営業担当者と行う予定がありました。面接対策の際に不適性検査スカウターに関して、正直に話した結果を最後に紹介します。
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不適性検査スカウターの内容を転職エージェントに相談した結果
結論から言いますと、転職エージェントも不適性検査スカウターの内容を知りませんでした。転職エージェントがとても熱心な方だったのもあり「今後の参考のためにも聞かせてほしい」とお願いされましたので、私が覚えている範囲で回答しました。
結果、不適性検査スカウターの内容については転職エージェントも驚いており、私が選考辞退する旨を伝えますと、理解していただけました。
まとめ
最近、使用する企業が増えている「不適性検査スカウター」について少しでも参考になれば幸いです。
正直、私の場合は不適性検査スカウターを使用していた企業の志望度が低く、他会社の選考状況を考慮して辞退という形に踏み切りました。基本的にはブラック気質の傾向が強いので、よほど志望度が高くない限り1度慎重に考えることをお勧めします。
とはいえ、企業側も価格の安さなどから売り込まれて使っているという、被害者の可能性もありますので、不安でしたら転職評判サイトや転職エージェントに登録して確認してみましょう。
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ではでは、皆さま本日も生きててえらい!
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